管総理がやらなければいけないこと。
民主党のドタバタ劇が有り、総理と幹事長が新しくなり、内閣支持率が高く回復している。戦後65年の自民党による政府が、日本の国をリードして来ました。この間、まったく何も問題がなかったかと言うとそうではありませんね。とくに今回の鳩山総理、小沢幹事長が辞めた「政治とカネ」の不祥事を自民党政府の時代にも数え切れないくらい有りました。昨年の衆議院選挙で与党自民党が敗北したのは、民意であり、変わって民主党が政権与党にになり、戦後最大の経済危機の場面で新しい政府がスタートして、まだ1年も経たない最中鳩山首相が、云わば指導力不足で退陣したのです。2番目の登場した管首相はカネとのイメージが無縁な感じの政治家なのか、期待感があるようですね。そして参議院選挙を前にして「消費税10%」を表明しました。一般論から言えば選挙の前に増税を表明するのは、選挙には大きなマイナスかも知れませんが、私は、管首相の発言は正しかったと思いますし、選挙を戦う上でマイナスにはならないと考えます。消費税10%の議論は、前々から言われていますし、遅かれ、早かれ結論を出さないといけない事案なのです。わが国の経済建て直しについての議論は、未だトンネルの出口への辿り着く方向性すら結論が纏まらないのです。赤字国債の発行も、すでに限界を大きく超えています。私は民主党政府がスタートして未だ1年も経たないのだから、もう少し時間をあげてもよいと思います。管総理、枝野幹事長のコンビの仕事ぶりを眺めたいと思います。私の管首相の印象は、やはり若き日の管氏が当時市民運動家の市川房枝さんを横でサポートしていた姿がとても印象的で、この時彼は将来どのような政治活動をするのかなぁと期待していました。今の管首相に、その当時の初心が残っていればと国家、国民の為の正しい政治を行うでしょう。管総理、初心忘れべからず でリーダーシップを!