シーザ・サラダ誕生の面白ストーリとは

フェラリーの翼

2010年09月17日 00:12

パスタの料理店へ行くと、注文を聞きにくる時、サラダは如何ですかとお店の人に進められる事がありますね。私もシーザー・サラダは大好きです。ある時友人と食事に行った時、シーザーサラダを注文してテーブルにやってきた時、私の友人が私にシーザーサラダの意味を尋ねました。名前の由来を聞き、あの英雄イーザーと関連はあるのかと。残念ながら英雄ジュリアス・シーザーとシーザーサラダは無関係でした。しかしシーザ・サラダ誕生にはドラマストーリーがありました。シーザ・サラダが生まれたのは、メキシコでした。ティファナという街にあるシーザー・パレスと言う名前のホテルがその舞台でした。時代は1924年アメリカでは禁酒法が行われていた最中の頃、国境を越えてハリウッドから大勢の人がやって来ることは、日常茶飯事のことでした。7月14日の夜事件は起こりました。ハリウッドから大勢の客がホテルにやって来たのです。ところがホテルにあるレストランには食材が、ほとんど有りませんでした。困り果てた末、ホテルのオーナーであるシーザー・カーディー二はお客のいるダイニングでレタス、卵、レモン、ガーリックオイル、クルトン、ウスターソース、コショウ、パルメザンチーズなど手元にあった食材を使って、これらを混ぜ合わせてサラダを作ったのです。そしてこのサラダを客に出しました。これこそがシーザーサラダの誕生したドラマなのです。やがてこのサラダは西海岸で評判となり、全米、そしてヨーロッパへ広がり、伝説のサラダとなったのでした。