2010年10月16日
思っていたほど難解ではない本「超訳 ニーチェの言葉」
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの本が話題になっています。 白取春彦訳の「超訳 ニーチェの言葉」
哲学者ニーチェと言えば暗いイメージとか、難解だとか、二ヒリズム(虚無主義)など、あまり私たちには縁がない人物だと思われていたのではないでしょか。ところが今回出版された 白取春彦訳の「超訳 ニーチェの言葉」は今とても多くの人に読まれいる本の1冊です。それはこの本を実際の読んで見ると皆さんなるほどと思われるでしょう。まず内容がとてもポジテブな文章になっています。そして現代の閉塞した世の中を生きている私たちに希望を与えてくれる本だと思いました。本の中身を少しだけ紹介しましょう。私がいいなぁと思った文章、24つまり、豊かな物を探すことではなく、自分を豊かにすること。これこそが自分の能力を高める最高の方法であり、人生を豊かに生きていくことなのだ。 140どんなに正しそうに見える意見も主張も、絶えず新陳代謝を繰り返し時代の変化の中で考え直され、つくり直されていかなければいけない。と記されてあります。私はこの本に収められているニーチェの言葉の1つ1つが現代の世の中に必要な言葉ばかりだと思います。ジャンルは違いますがワーグナーの音楽と似ている気がしました。

Posted by フェラリーの翼 at 22:51│Comments(1)
この記事へのコメント
ありがとうございます
Posted by 白取春彦 at 2010年10月17日 12:52