オオサカジン

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2006年11月11日

一見(いちげん)さんお断り。

祇園のお茶屋や一流の料亭に行くと、よく聞く京都独特の言葉です。元々は、「一見お断り」は遊郭言葉です。お客からすれば、わざわざ来ているのに、店の中に入れない。お客を馬鹿にしているように見えます。なぜこんなことが京都では、まかり通るのか不思議に思う方も多いでしょう。その訳には諸説があります。「支払いはツケが原則で、身元のわからない一見さんだとトラブルの元になる」、「好みの解らない一見だともてなしのし様がない」、「秘守性が求められる場所に、身元不明の人は入れられない」と言った理由からだそうです。ここで登場する男のあこがれ、お茶屋遊び、このお茶屋という場所は実に不思議なところで商取引ではお金を払う人が偉いものですが、ここで一番偉いのはお客ではなく女将です。女将は威張っているという意味ではなく、お客が心地よく遊べるように気を配ってくれるからです。女将とお客の間に、商売以上に信頼関係が築かれているからこそ長く続くリピーターになる京都独特のもてなしのシステムなのです。馴染みのお客に店の雰囲気を保証しているシステムが一見お断りの本質だと思います。一見(いちげん)さんお断り。


Posted by フェラリーの翼 at 22:45│Comments(0)
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