2010年01月08日
掛け軸は「龍虎」 新春恒例の裏千家の初釜式
7日裏千家の初釜に前原国土大臣らが招かれる。
茶道3千家の1つ裏千家の今日庵で、新春恒例の初釜式が行われ、招待客の表千家家元、武者小路千家家元、京都府知事、前原国土大臣らに、裏千家の16代千宗室家元のお点前でもてなしをされた。一方京都の花街、祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町の4花街では、同じく新春恒例の始業式が行われました。「茶」と「花」いかにも京都らしい新春行事ですね。初釜の時に出る和菓子は、勿論はなびら餅です。京都のお正月の代表的な和菓子です。皆さんははなびら餅をご覧になって気づかれましたか。この餅の形?何かに似てるなぁ?そうです。人の歯型にそっくりですね。その訳は、平安時代にお正月宮中の行事にはなびら餅が出されたのですが、歯が強くなるようにと又餅の中身の餡も当時は季節の野菜で作られていましたが、その後に野菜に味噌味を付けるようになり、今日の白味噌味になったと記されております。 


Posted by フェラリーの翼 at 22:54│Comments(0)