2010年05月20日
5月19日に起こった悲劇が、あの名作「アラビアのロレンス」を
ディヴィッド・リーン監督の名作映画「アラビアのロレンス」

この映画が日本で公開されたのが1963年の12月21日ですから私が中学生の頃ですね。上映時間227分(約4時間)洋画て凄いスケールがあり、日本映画がこじんまりしてると思いましたね。その当時は1965年の映画「ドクトル・ジバゴ」にしてもスケールの凄さに感動したものです。これが映画だと思いました。この映画「アラビアのロレンス」ご存知の方が多いのでは、いや懐かしいと思い出された方もいらっしゃると思います。監督は「戦場にかける橋」のご存知、巨匠ディヴィッド・リーン監督、音楽はフランスの作曲家モーリス・ジャール、キャストも超豪華で主人公ロレンスはピーター・オトゥール、アラヴの族長アリには、65年の映画「ドクトル・ジバゴ」で」主演に抜擢されたオマー・シャリフ、「戦場にかける橋」のアレック・ギネス、「ベンハー」のジャック・ホーキンス、「道」のアンソニー・クィン、「ナバロンの要塞」のアンソニー・クェイルなど凄いキャステングでした。この映画の主人公ロレンスは実在の人物です。イギリス陸軍の将校で考古学者でもあったトーマス・エドワード・ロレンス(1888~1935)です。イギリスではこの映画は1962年12月10日に公開されています。1つ思い出しました。その頃映画館で特に洋画を見ると画面の上の左隅に小さく「総天然色」と表示が最初の出るのです。カラーと言う言い方とは少し見た色の印象も違いましたね。天然色懐かしい言葉でしょう。この映画は先程述べた通り実在の人物が主人公で1935年の5月19日にトーマス・エドワード・ロレンスがオートバイ事故が元で亡くなった日なのです。映画の冒頭のシーンも同じくオートバイの死亡事故のシーンで始まる。この映画の主演を演じたピーター・オトゥールは、その当時まったく無名に近い舞台俳優でした。
Posted by フェラリーの翼 at 23:57│Comments(0)