2010年08月17日
おしょらいさん帰らはった
13日にやってきゃはって、16日の五山の送り火で西方浄土へ帰っていかはった。京都では盂蘭盆会(お盆)になると12日に仏壇の設えをお盆の為に変えます。おしょらいさん(ご先祖の精霊)がお家の仏壇へ帰ってこられるのです。13日、14日、15日の3日間私たちと一緒に過されるのです。
おしょらいさんがお家の仏壇で過されている間は精進料理を仏壇にお供えします。具体的に言うと白いご飯に高野豆腐の焚き物、椎茸や蓮根、小芋などの煮物、味噌汁、奈良漬や胡瓜などを器に入れて朝夕お供えするのです。おしょらいさんのお食事です。お寺からお坊さんを呼んでお経を上げてもらい、ご先祖の供養をするのです。お盆の間は普段と違い、しょらいさんがこられているので、空気までが違うような気がします。仏壇もこの3日日間は開けたままです。おしょらいさんに見られているようで、規則正しくなりますね。

Posted by フェラリーの翼 at 22:03│Comments(0)