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2011年06月21日

98歳の「伝説の国語教師」27年ぶりに灘中の教壇に立つ

98歳の「伝説の国語教師」27年ぶりに灘中の教壇に立つ                                                                       
18日、神戸市東灘区にある私立灘中で「伝説の国語教師」と呼ばれた橋本武さん(98歳)が27年ぶりに教壇に立った。   
橋本さんは、かって同校の教師を昭和9年から50年間勤務していた方で昭和25年からは教科書を一切使わず、中勘助の小説「銀の匙」の文庫本一冊を3年間かけて読み込んで授業した「伝説の国語教師」と呼ばれるようになりました。とても素晴らしい授業ですね。橋本さんの授業には中学の2、3年生50人が受講し、生徒たちに遊ぶ感覚で学べたらいいと話されたそうです。小説「銀の匙」は中勘助の自伝的小説で、本棚の引き出しに仕舞ってあった銀の匙を眺めて幼い頃の事を回想する、銀の匙は病弱であった主人公が薬を飲む時に使っていたものです。私はこの記事を新聞で知った時、ある言葉を思い出しました。その言葉とは「好きこそ物の上手なれ」です。少し意味合いが違うもの知れませんが、自分が好きなことを自ずから熱心に取り組めば上達が早いと言うことです。勉強の好きな人は余りいないと思いますが、橋本先生の言う遊ぶことと学ぶことをイコールで出来れば、楽しく勉強が出来るであろうと思います。型にはまった勉強をしていても能力は引き出せないと思います。橋本先生がこのような教え方をされたのには戦争という時代背景もありますが、現代の教育に対しても強いメッセージ性を感じました。私も橋本先生のような方に習いたかったです。


Posted by フェラリーの翼 at 18:58│Comments(0)
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