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2007年08月22日

蝉の一生と人の一生 どちらが短く幸せか?

カレンダーを見ると8月も、あと10日でお終いです。夏前に聞いた気象庁の3月予報だと今年の夏は冷夏で、気温は平年並みと記憶しいる。しかしお盆頃から猛暑が続き、熱中症で亡くなる方が、多く科学的データーに頼る事の無意味さを感じる。でも自然は違うなぁと、ふと思いました。私は、よくJRの終電で最寄の嵯峨野線太秦駅を降ります。時間は夜の12時頃です。1週間ぐらい前から気がついたのですが、駅のホームの下あたりから、虫の音が聞こえてくるのです。昼間の気温は、連日36度から38度あり、夜の12時でも、おそらく30度は下らないと思いますが、秋の虫の音を耳にすると、季節は、正直だなぁと思いこの暑さも今暫くの我慢かと元気が出てきました。科学と自然、やはり季節は正直にやって来る、人間の都合で来ることは、絶対ないと、改めて認識しました。「蝉しぐれ」という言葉は夏の季語として使われます。しかし今年はクマゼミの大発生で、早朝セミの大合唱で目覚めた方も多かったのではないでしょうか。都会の喧騒を吹き飛ばすぐらいのセミの大合唱。人の会話も掻き消されほどの、蝉しぐれでした。蝉は世界壱中に約2000種います。そして日本には約30種いるそうです。蝉の種類を10以上云えと言われても云える人は、なかなか云えないと思います。アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボーシぐらいでしょうか。                       
さてテーマに話を戻しましょう。蝉の一生は、土の中で7年過ごし、地上に出て10日から2週間ぐらいで一生を終えます。蝉はその一生のほとんどを暗い地中の中で生きています。私たちからすると なんと短い一生だなぁと思いますね。どんな気持ちで7年間も土の中で過ごしているのだろうと思いませんか。 蝉の一生と人の一生 どちらが短く幸せか?蝉の一生と人の一生 どちらが短く幸せか? 蝉は、幼虫で7年近く地面の下、湿った暗い土の中で生き、成虫になって、地上に出、夏の季節の わずか10日から2週間木々の間を飛び、蝉時雨を奏で、一生を終わるのです。人は、それを儚いと言います。きっと蝉の抜け殻は、蝉の一生の中で生きてきた過去を脱ぎ捨てているのかも知れませんね。蝉の一生は、決して短くなく、子孫も残し、自然界の中で立派に生きているのだと思います。人の一生だって、決して長いとは言えず、短く、辛いことの連続があります。働き蟻のように60年働き、定年を迎え、蝉と同じく残ったわずかな時間を過ごし、人生を終えるのでは、ないのでしょうか。


Posted by フェラリーの翼 at 18:58│Comments(0)
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