こだわりのニット素材

今日は食べ物の話をします。そういえば昨年は、食品の偽装表示が次々と発覚し、私たち消費者を裏切る悪質な食品会社が後を絶ちませんでした。日本の食料自給率は４０％で残りは輸入に依存しています。特に中国からの輸入は、いろいろ問題があるのにも関わらず、頼らざるをえません。私たちの現在の生活環境は、地球の温暖化、食料問題、石油利権の紛争など人類の存亡の関わる問題を抱えて生きているのです。テーマに話を戻します。一昨年大阪で私は、アグネス・チャンさんの講演を聞く機会がありました。彼女の話は、なかなか興味深い内容でした。子供の頃アグネスはお風呂が大嫌いな子で、時には一ヶ月もお風呂の入らなかったことがあったそうです。アグネスはユニセフの親善大使をして活動しています。　　　　　　　　　　　　　　　　このメッセージは、別の講演で述べられたもので「貧しい時は、お腹で食べた。豊かになって舌で食べるようになった。最近は、頭で食べています。これからは、心で食べましょう。」世界の人口60億人、その中で毎年１,100万人の子供達が6歳になる前に重度の栄養障害で命を落としています。とても悲しい現実です。飽食の時代と言われる日本、その一方で世界では、水さえ飲むことが出来ない人たちが沢山いるのです。私たちは、恵まれていると思います。食べることができます。みなさんは食べ物に感謝していますか。アグネスさん自身病気（乳がん）と闘い、世界の恵まれない子供たちを貧困から救う為のボランティア活動をしています。