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2008年03月29日

弧国の春の到来を告げる行事 「比良八講」とは

湖国「滋賀」の春は「比良八講荒れじまい」                                                                                                                                 関西では奈良東大寺の二月堂のお水取りが終わると春が訪れると言われています。ところが、私の子供の頃は春の訪れを告げるもう一つの行事の話をよく聞かされました。お年寄りの方から言われたのは、「お水取り」が終わり、そして「比良八講」が終わらないと春はやってこないと。                                                                                                             
弧国の春の到来を告げる行事 「比良八講」とは

                                                                                                                                「比良八講荒れじまい」この「比良八講」とは毎年今頃になると湖国では寒気がぶりかえし、比良山から突風吹き荒れることがよく有ります。湖国に本格的な春を告げる自然現象なのです。私たちにとっては春を告げる「お水取り」と並ぶ2大行事と言えるでしょう。                                                                                                  この由来は、かって比良山にあった天台宗の寺院で法華経を購読する「法華八講」と呼ばれる法要が営まれ、これが行われる時期が天気が荒れる時期と重なったことから「比良八講荒れじまい」と人々から呼ばれるようになりました。今年も26日に大津市内と琵琶湖上で営まれました。当日は比叡山延暦寺の僧や山伏姿の修験者がほら貝の音を響かせながら旧市街地を練り歩き、一方琵琶湖上では、比良山系の打見山で取水した「法水」を船上から湖に注ぎ、水の浄化を祈願するとともに、水難者の霊を慰めた。


Posted by フェラリーの翼 at 15:30│Comments(0)
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