2008年09月28日
さらば「松下電器」、何故「パナソニック」なのか?
大阪府門真市にある松下電器産業本社の看板が27日に降ろされた。
松下は、今年創業90周年を機に10月1日から社名とブランド名を「パナソニック」に統一する。これにより、国内の白物家電で使われていたナショナルも姿を消す。同社は、2006年の総売上高が9兆円を超え、国内では日立製作所に次いで2番目、世界では4番目の電機メーカーになった。同社は、トヨタ、ホンダなどと並ぶ日本を代表するグローバル・カンパニーです。この3社に共通なのは、売上げの大半を海外に依存している点です。パナソニック社においては、総売上高の60%以上が海外です。同社は、皆さんご存知の松下幸之助氏が創業者です。1917年今の大阪市東成区で氏と妻むめと妻の弟井植歳男(のちの三洋電機の創業者)の3人で電球のソケットの製造販売からスタートしたのです。そして今やプラズマテレビの販売台数世界シェア4割、売上げ高世界1位、又フィナンシャルタイムズが発表した2007年度時価総額ランキング157位、フォチュン・グローバル500の2007年度売上げ高ランキング59位と輝かしい実績をあげている。ブランドイメージがそんなに大切なのか。日本の企業なのだから世界の松下でいいのでないか。何故パナソニックなのか?創業者幸之助氏は、この現実をどう思っているだろうか。

Posted by フェラリーの翼 at
19:22
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