2007年06月17日
私たちが忘れている大切なもの 「自然の恵み」
私たち人間は空気がなければ生きていけません。先日ロシアの宇宙ステーションで故障が発生し酸素がうまく供給されなくなり20人の宇宙飛行士の生命が危なくなるところでしたが、アメリカの宇宙ステーションの協力で危機を脱しました。アメリカの宇宙ステーションに2ヶ月分の酸素が備蓄されていたおかげでした。私たちが空気を吸うことができるのは、植物が毎日、光合成で二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出しているいからです。さらに地球が動物や人間の排泄物でいっぱいにならないのは、土や水の中の微生物が排泄物を分解して無害化してくれているからです。決して科学の進歩のおかげではありません。聖書を読まれた方ならご存知だと思いますが、実は聖書にはこのことが記されているのです。今から1600年も昔の書物にです。自然は凄いですね。「水」や「空気」や「土」など、これらすべて、自然が私たち地球上の生き物に与えてくれる「恩恵」です。これらの恩恵を自然はタダで与えてくれるので、「生態系のサービス」と呼ばれています。自然は人間のようにセコクありません。何の対価も求めていません。ところが今人類はその自然に対して、温暖化という恩を仇で返すことをしています。ある学者が、生態系のサービスをお金に換算して調べてみました。 大気や水微生物など17項目について計算したところ、その価格は、なんと1年間だ約4千兆円になりました。この金額は世界のGDPを合わせても、半分くらいにしかなりません。自然を開発するに当たっては、その費用とその結果得られる利益は計算されても、その開発によって失われる生態系のサービスへの評価は不十分です。私たちは、一番大切な「自然の恩恵」を壊してきました。そして今なお、そのことの重大さに気づかず、やめようとしません。科学技術がいくら進歩したところで自然の驚異には、太刀打ちできません。地球温暖化の進行は、人類の存亡の危機と言っても過言ではありません。まさに、そのシグナルです。サミットで議論する段階ではなく、アメリカ、EU諸国などの先進国が、先頭となりこの危機に取り組まなければなりません。私たちの子供、孫、子孫の為に。そして地球上の動植物を絶滅させないためにも地球が誕生して約46億年経った今地球温暖化という事実を軽く考えています。食料の自給率も下がる一方です。自然が警告しているのです。このままだと大変なことになると。
Posted by フェラリーの翼 at
14:05
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